1910年、ガブリエル・シャネルが創立したファッション・ブランド「CHANEL」。古い価値観にとらわれない、女性の社会的自立を提唱したブランドとして、世界中で高い評価を受けています。
また、確固たるポリシーを貫いた彼女の生き方は、今なお映画の題材となるなどシャネルの人気は衰えることを知りません。
きつく締めたコルセットに大きな飾りのついた帽子、大ぶりなアクセサリーといった窮屈なスタイルに縛られていた当時の貴婦人たちを、シンプルで美しく着心地が良いドレスで解放しココ・シャネルの哲学は、現在も継承され続けています。
シャネルが初めて機械式時計「J12」を発表したのは2000年のこと。
ブランドイメージをそのまま体現したかのような、ホワイトとブラックの2色が展開されました。ファッションブランドの概念を打ち破るような、「本格的時計ブランド・シャネル」として高い評価を受けます。
ファッションの歴史を刷新しつづけたシャネルの精神を継ぎ、時計作りにも妥協しない姿勢は時計ファンの心を掴み、さらなる高みを目指しています。

ココ・シャネルのトレードマークと言えば「白と黒」。モノトーンの美しさを極限まで高めたシャネルの世界観は、普遍的な美しさが魅力です。プルミエール、ジェイ トゥエルヴといった代表的モデルは、いつの時代にも輝き、その価値を失いません。J12の素材には変色・変質を起こさず、硬質でキズがつきづらいハイテク・セラミックを使用。「美しいものは不変である」、そんなブランドのコンセプトを体現する時計は、私たちの人生まで支えてくれるような、心強い存在になるはずです。

シャネルのトレードマークである白と黒。不変のセラミック。
しかし、シャネルは自身の不変に対してすら挑み続けます。
セラミックにチタンを添加させた「チタンセラミック」 素材。従来のセラミック素材からさらに硬度を高め、研磨にダイヤモンドパウダーで磨き上げる斬新な発想から造り出した、今までと違うJ12。
白でも黒でもない、光の加減によって幅広く表情を変えるクロマティックカラー。
ミラーフィニッシュを施された極上のグレーが醸し出す輝きは、私たちを惹きつけてやみません。