 | オメガ スピードマスター '57 331.10.42.51.01.0011957年に発表されたスピードマスター Ref.2915をオマージュして製造されたモデルです。 当時と違い、随所に進化したところが伺えます。 |
 | 当時のモデルと比較しますと3つ目のサブダイヤルはこのモデルで2つ目のダイヤルになり、 リューズ側(3時位置)のサブダイヤルで「12時間積算計」と「30分積算計」が重なって計測できるようになりました。 また、日付機能が追加されている事もポイントの一つだと思います。 |
 | また、何といっても大きく進化したのは、「手巻き」→「自動巻き」に進化したこと。 最新のムーブメント「Cal.9300」を搭載したこのモデルは、人気を博した「Cal.8500」をさらに進化させたムーブメントです。 ガンギ車の形状を変更し、爪石と接触する部分だけ残して軽量化を進めることによって、回転効率が高まり、スムーズな動力伝達を可能にしました。 動力伝達がスムーズになる事で、精度も向上した機構になっています。
またシリコン製ヒゲゼンマイを採用する事により、耐磁性・耐衝撃性を向上させることに成功したことも、信頼性が高まっていると思います。 |
 | ブレスレットは両開きのバックルタイプになっていて、ヘッドからブレスにかけて一体感がでたデザインになっています。 また、ブレスレットのコマが小さめサイズの「半コマ」が2コマついているので、手首回りのサイズに合わせやすい微調整が可能なモデルとなっている事もオススメポイントになります。 |
 | なにより一番の特筆すべきは「リューズガードがない」事でした。 リューズガードがない為リューズが掴みやすく、非常に操作性が良い構造になっています。 |
 | ケース厚が約16.5mmあり、約167gでほど良い重量感もあります。 形状としてベゼルから浮き上がるようにガラスがはめ込まれて設計されているのが特徴です。 他のモデルの「スピードマスタープロフェッショナル」では約14mm厚・約161gなので、比較してもほとんど変わらないサイズです。 着け心地が良い機械式時計に仕上がっています。 |