1990s

1992年、ヨットマスターのファーストモデルが発表された。ビーチリゾートで休暇を楽しむ富裕層向けにデザインされたため、当初は金無垢モデルのみが展開された。また、初期型はサブマリーナーのケースが使用されていおり、ラグ穴が開いている。 また、プロフェショナルモデルとして初めて、ペアウォッチとしての着用が想定され、メンズ・ボーイズ・レディースの3サイズが存在した。現在はラインナップに無いホワイトシェル文字盤やホワイト、シャンパン文字盤、そしてサファイヤやルビーをインデックスに使用したラグジュアリーなデザインもあり、今なお人気がある。

1995s

1997年にメンズサイズに先駆けて、ボーイズ・レディースサイズにステンレスとゴールドのコンビモデルが登場。 その2年後、ステンレスとプラチナのコンビモデル、通称「ロレジウム」が登場し、ヨットマスターを象徴する大人気モデルとなる。

2000s

2007年にヨットレースに特化したプロフェショナルモデル「ヨットマスターII」が登場。ステンレスモデルに先駆けて、イエローゴールドとホワイトゴールドの金無垢モデルのみが展開された。

2010s

2011年にプロフェッショナルモデル初のエバーローズゴールドとステンレスのコンビモデルを使用した、ヨットマスターIIが登場。 2012年に登場から20周年を記念し、ヨットマスター ロレジウムがモデルチェンジされる。 大きなデザイン変更は無かったが、新たにブルー文字盤が登場した。 2013年には初のオールステンレスのヨットマスターIIが登場。 2014年にはレディースサイズの製造が終了し、メンズ・ボーイズの2サイズ展開となる。

2015s

2015年にはオイスターフレックスストラップを装備したモデルが初登場。さらに2017年のバーゼルワールドでベゼルに様々なカラーストーンをセッティングした、ヨットマスター 116695SATS、通称「キャンディ」、2018年には文字盤いっぱいにダイヤモンドがセッティングされたモデル、2019年にはオイスターフレックス（ラバー）ストラップを装備した初のケースサイズ42ｍｍのホワイトゴールド無垢モデルが登場し、一躍人気となる。 誕生から30周年を迎えた2022年には、オイスターフレックスタイプのケースサイズ40ｍｍのラインナップにイエローゴールド無垢モデルが加わった。また、これまでになかった天然石を文字盤に使用したファルコンズアイダイアルも注目を集めている。

Ref.16628

ムーブメント：Cal.3135
1992年に、メンズサイズの16628、ボーイズサイズの68628、レディースサイズの69628が登場。 「ゴージャスサブ」と呼ばれるように、金無垢モデルのみが展開された。文字盤色はシャンパン・ホワイト・グレー・ブルーの4色。他にホワイトシェル文字盤にルビーやサファイヤをインデックスにセッティングした、ラグジュアリーなデザインも存在した。サブマリーナーのケースを使用した初期型も存在しており、コレクターズアイテムとなっている。

Ref.16622

ムーブメント：Cal.3135
1999年にステンレスとプラチナを組合わせた通称「ロレジウム」モデルが初登場し話題に。ベゼルディスクと文字盤にプラチナを使用しており、独特な文字盤のデティールが楽しめる。シルバーカラーで統一されているので、様々なシーンで使いやすい万能な腕時計として人気を博した。 1999年～2012年の長い期間生産されたロングセラーモデル。

Ref.116688

ムーブメント： Cal.4160、Cal.4161
2007年、ステンレスモデルに先駆けて、イエローゴールド無垢のヨットマスターIIが新たにコレクションに加わった。ヨットでビーチリゾートを楽しむことをコンセプトにしているヨットマスターに対して、こちらは本格的なヨットレースに対応した異色の性能を持つモデルとなっている。 2013年には搭載するムーブメントの変更、2017年には針の色味の変更が行われ、さらに針の形がベンツ針に変更された。

Ref.116622

ムーブメント：Cal.3135
2012年、登場から20周年を記念したモデルチェンジが行われ、116622が登場。 デザインに大きな変更は無かったものの、新たにサンレイ仕上げのブルー文字盤がラインナップに加わった。 また、夜光塗料がクロマライトに変更され、夜間の視認性が向上した。

Ref.116655

ムーブメント：Cal.3135
2015年、オイスターフレックス仕様の新シリーズが登場。初のエバーローズゴールド無垢が採用されたことも話題になった。ゴージャスなパヴェダイヤ文字盤も存在する。

Ref.126622

ムーブメント：Cal.3235
2019年に2度目のモデルチェンジで、初めて搭載するムーブメントが変更された。 デザインはほとんど変更がないが、パワーリザーブは70時間に向上し、より実用性が高い腕時計に進化した。

Ref.126655

ムーブメント：Cal.3235
2019年、デザインはそのままに、最新ムーブメントのCal.3235を搭載しリニューアル。

Ref.226659

ムーブメント：Cal.3235
2019年、オイスターフレックス仕様のシリーズに、ヨットマスター初のケースサイズ42ｍｍのホワイトゴールド無垢モデルが登場。